楽器の声を聞く

2017/12/02

Kobe in 2017

 

 

 

どう言葉に表していいのかが分からずずっと温存していた写真たち。次の演奏の撮影にもお声がけをいただいたので、これは書かねばとようやく重い腰をあげることができました。こんなにも言葉にするのが難しいのかと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「感動した」と言ってしまうとあまりにもチープに聞こえてしまう。言葉にするのはとても難しい。魂が震える光景に出会えた、お二人の奏でる音に命を感じた。確かにそうなんだけど、やっぱり文字にするとどこかががずれているような気がする。

 

 

 

撮影をさせていただいて、データの編集を終えてからずっと当日のことを何度も何度も頭の中で思い出し、あの日何があったのかを表現したいと思っていたのだけど、どれもしっくりこなかった。僕の頭の中から出てくる言葉はどれも嘘くさく見えたり、安っぽく感じたりするものだった。きっと的を射たものもあったのだろうけど、自分がそう感じてしまっているだけなのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの特別な空間で起こった全てを言葉で表現するだけの文章力は僕にはないんだけど、1つだけたった1つだけ当日のことを思い出した時に毎回頭に浮かぶことがあります。それは演者であるお二人のことではなく、演奏に使われていた楽器たちのこと。

 

 

 

僕は意外と現実主義なのであまりスピリチュアルのこととかは分からないし、楽器の声を聞ける訳ではないんだけど、僕には楽器達が喜んでいるように感じました。楽器達がお二人と共に歌っているような。それこそ自分達の命を燃やしているような感覚におちいりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんど思い返してもそれが印象的に僕の記憶を支配しています。お二人に演奏されているのか、それとも楽器の意志の元、演奏者が動かされているのか。ああ、そういえば人外の何かの意図があったように思います。楽器なのか空気なのか空間なのか定かではありませんが、お二人から出る何かというよりは、お二人がその何かに突き動かされているような、衝動のようなものを感じました。

 

 

 

僕たち人間は生きているのか生かされているのか、命を持っているのか持たされているのか、日々の行動は起こしているのか何か大きな力に突き動かされているのか。自分がいままでに持っていた感覚が通用しないものに出会ったような驚きがありました。

 

 

 

時に激しく、時に優しく奏でられた楽器たちは神聖で神妙な波長を漂わせていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12/15京都のギャラリーの駒井 明子さんの個展のオープニングパーティでも演奏されるとのことです。僕も撮影で参加させていただくことになっています。またあの鳥肌が立つような空間に身を置けると思うととても嬉しく温かい気持ちになれます。

 

 

 

ご興味のある方はぜひお越しください。

 

 

 

12/15(金) オープニングレセプション 17:00 – 20:00

Star Poets Galleryにて

 

 

 

 

 

 

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